ビバ! 図書館!(笑)

アホなタイトルでごめんなさい。でも今、そんな気分なのですよ。

何がビバなのかと言うと、やっぱりタダで次々読む本を確保しておけるというのがビバなのです。あたしは、まだ読んでない本があるという状態を、この上なく幸せと感じる人間。仕事が終われば本の続きが読める~と思うだけで、ウキウキワクワク上機嫌(笑)。

で、この前図書館に行った時には五冊まとめて借りてきたのです。数日前に五冊全部読み終わったけど、毎日至福でございました。読んでも読んでも本がある!(笑)。なんて素敵☆ なので、昨日その五冊を返してきて、また二冊借りてきました(笑)。

前回、何を借りてきて読んでいたのかというと、彩香さんのブログで知った、たつみや章さんの超古代日本を舞台にした月神シリーズと、同じく超古代日本を舞台にしているけど、月神シリーズとはまた違う話の最新刊です。

これ、借りるまで知らなかったのですが、児童書に分類される本なんですね。と言っても、小学校高学年以上向けだと思いますが。ま、ハリー・ポッターだって児童書だし、逆に言えばある程度の年齢以上の子どもが引き込まれる話なら、大人にとっても判りやすく、充分大人の鑑賞にも耐えられるのが本というものなんだろうな。

話がそれましたが、児童書だからハードカバーで値段も高いんだな、きっと。アマゾンで調べてたら、1冊1,600円以上するから、「こりゃ買って読むのは無理だなー」と思ったのが、久々に図書館に行った理由だったので。

まず、月神シリーズは『月神の統べる森で』から始まり、『月冠の巫王』で終わる四巻四部作。そもそも何故あたしがこの作品に興味を持ったのかと言えば、舞台が縄文時代だというから。

縄文時代というと、みなさんはどういうイメージを抱くのかしら? 昔は石器時代に近いイメージで語られていたけれど、最近ではかなり巨大な集落を作って定住し、しっかりとした文化があったということが判りつつあります。三内丸山遺跡とか、ホントに文化レベルが高いし、大きいですものね。でも、あたしが一番印象深く思っているのは、縄文時代には基本的に戦争というものをした形跡がない、という話でした。どこで聞いたのか、それが今でも歴史的真実なのかは知らないのですが、戦争というものは弥生人、弥生文化とともに入ってきたもの、と聞いたことがあります。

で、話は月神シリーズに戻りますが、その、戦争というものがなかったという時代をどう描いてあるのか、それに興味津々だったのでした。

結論から言うと、どうして戦争がなかったのか、ものすごく納得できました。主人公ポイシュマ始め、この時代の人々の暮らしや考え方が丁寧に描かれていて、その毎日が目に浮かぶよう。物語も、どういう決着になるのかドキドキして、どんどん続きを読んじゃいましたね。

ちょっとせつないところもあるけど、それぞれが力強く生きてゆく大円団な終わり方で、よかったと思います。ただ、作者自身が最終巻のあとがきで「最初の巻を書いた時は、まだ終わり方を決めてなかった」と打ち明けてますが、ああ、そうだろうなーと思います。物語のあちこちに、「あれ?」って思うところがいくつかあったから。最初からきちんと設定が決まっていたならそんなことは起こらないはずのことが、ね(笑)。でも、縄文時代という時代をいきいきと描ききったその力量はすごい! とっても面白い作品でした。

そして、この前借りてきた残りの1冊は、同じくたつみや章さんの最新作で、弥生時代を舞台にした、『イサナと不知火のきみ』。

これが、もうホントにすっごくすっごく面白かった! この作者、腕を上げてる! と思いましたよ(笑)。

これはまだこれから続いていくお話で、ここまでは序章って感じですが、登場人物たちがホントにいきいきしてる。おてんばで女の子らしくないことばかりしているけど、どこまでもまっすぐなイサナは可愛いし、優しい子だなと思います。そしてヒコナは、生まれてから二百年以上経っているとはいえ、やっぱりまだちびっ子みたいなものなんだろうなー。本人が聞いたら、絶対があがあ怒るだろうけど(笑)。ちびっ子から美青年に姿が変わっても、イサナとは掛け合い漫才を続けてほしいものだ。ま、心配しなくても続けていくでしょうけどね(笑)。そして、クレもいい味出してる。うーん、イサナ、ヒコナ、クレの微妙な三角関係はどうなってゆくんでしょうねー。そしてもちろん、あのシャチのきさきとの対決の行方も。ああ、楽しみ楽しみ♪

イサナと不知火のきみ

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この記事へのコメント

2006年08月05日 00:09
たつみや章さんの本、沢山読まれたんですね♪
ファンが増えて嬉しいです。
児童書、高いですよね。なかなか文庫化しないし。ハリーポッターはもう文庫になってるのに・・・よっっっぽど売れないと駄目なのかしら。

このシリーズがお好きなら、「オオカミ族の少年」のシリーズや上橋菜穂子さんの「守人シリーズ」もお気に召すかもしれませんね。時間があったら是非どうぞ♪
2006年08月05日 20:40
はい、もういっきにどばっと読みました。その上、読むの早いんです(笑)。

児童書が文庫化するとしたら、よほどのことなんでしょうね。例えば、『ズッコケ3人組』くらい売れてると、文庫化されてますよね。

そうそう、『オオカミ族の少年』と『生霊わたり』、この二つを忘れてました! 明日借りてきます。この二つは、近所の図書館に在庫あり、とネットで確認したので。『守人シリーズ』というのも、なんかそそるタイトルだなあ。また調べてみます!